冬キャンプの過ごし方&寒さ対策!暖かく快適に過ごす方法

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冬の澄み切った空気、静寂の世界に包まれた森。そこでのキャンプは、夏の賑やかさとはまた違う魅力に溢れています。厳しい寒さの中でも、適切な準備と工夫次第で、暖かく快適な冬キャンプを楽しむことができます。今回は、冬キャンプの魅力や過ごし方、寒さ対策、そしておすすめのキャンプ場選びまで、詳しく解説していきます。

目次

冬キャンプの魅力を体験しよう!7つのメリット

冬キャンプは、夏とは違った魅力が満載です。冬キャンプの環境や楽しみ方などの面からメリットを7つご紹介します。

夏に比べて利用者が少ない

冬はキャンプ場が比較的空いているため、静かでゆったりと過ごしたい方におすすめです。周りの騒がしさもなく、自然の音に耳を傾けながら、自分だけの時間を満喫できます。また、夏は人気で予約が取りにくいキャンプ場の予約を取りやすい場合もあり、人気の施設を利用しやすい場合が多いです。

冬キャンプは虫が少ない

夏キャンプの悩みの種である虫も、冬にはほとんどいません。虫よけ対策をしなくても、快適に過ごせるのは嬉しいポイントです。

星空を眺めながら冬キャンプを楽しむ

冬の空気は澄み切っているので、星々がより鮮明に見えます。大気中の水蒸気が少なく、キャンプ場では光害の影響も少ないため、都会では見られないような満天の星空を楽しむことができ、天体観測に最適です。夜は満天の星空を眺めながら、ロマンチックな時間を過ごすことができます。

焚き火で冬キャンプを最大限に楽しむ

焚き火は冬キャンプの醍醐味の一つです。冬の夜は冷え込みが厳しく、焚き火の温かさはまさに生命線。仲間と焚き火を囲み語り合う時間は、冬の寒さも忘れて体だけでなく、心も温めてくれます。

また、焚き火を使った料理は格別で、ダッチオーブンで作る煮込み料理や、焼き芋、焼きマシュマロなど、焚き火ならではの美味しさがあります。

キャンプ飯で冬の寒さを吹き飛ばす

冬のキャンプ飯は、夏のキャンプ飯とはまた違った魅力があります。寒空の下、温かい料理をいただく喜びは格別です。冬の食材を活かした温かい料理や、焚き火を使った調理など、冬のキャンプ飯ならではの楽しみ方がたくさんあります。

冬の寒さには、鍋料理、スープ、煮込み料理など、体を芯から温めてくれる料理が最高です。焚き火で温めた鍋をみんなで囲んで、美味しい料理を味わえば、心も体も温まります。

温かい飲み物も冬のキャンプ飯には欠かせません。ホットワイン、ホットチョコレート、ココアなど、温かい飲み物を用意して、体を温めながら、ゆったりと過ごしましょう。

温泉でリラックスする冬キャンプ

冬のキャンプにおける温泉は、まさに至福のひととき。冬のキャンプと温泉の組み合わせは、最高の贅沢です!冬の寒さで冷え切った体を、温泉の温かさが包み込み、心も体も解きほぐしてくれる至福の体験です。窓から見える雪景色を眺めながら、ゆったりと温泉を楽しむことができるでしょう。

アウトドアサウナがあるキャンプ場も

近年では、アウトドアサウナがあるキャンプ場も増えており、サウナ好きキャンパーの間では人気上昇中。サウナで汗を流し、外気浴でクールダウンする、サウナ好きにはたまらない冬キャンプ体験ができます。

寒いのは苦手だけど、焚火・キャンプ飯・温泉など寒いからこその醍醐味もあるのか…意外と楽しめそうですね

初心者におすすめ!冬キャンプの過ごし方とポイント

冬キャンプを安全に、そして快適に過ごすためのポイントをご紹介します。

重ね着で快適に過ごす冬キャンプ

冬キャンプでは、重ね着が非常に重要です。インナーには吸汗速乾性の高いものを、アウターには防風・防水機能のあるものを選びましょう。状況に応じて脱ぎ着しやすいように、レイヤーを重ねて着ることで、快適な温度調節ができます。例えば、薄手のフリースや吸湿発熱素材のインナーの上に、厚手のダウンジャケットを重ね着するなど、状況に合わせて調整できる服装を心がけましょう。重ね着をすることで、体温を逃がさずに、暖かく過ごせます。

焚き火を楽しむ冬キャンプのポイント

焚き火は、暖をとるだけでなく、料理や雰囲気作りにも役立ちます。冬キャンプの夜をさらに楽しくしてくれる焚き火ですが、安全に配慮することが大切です。焚き火台は、風よけ機能や安定性のあるものを選び、周囲に燃えやすいものがないか確認してから焚き火を始めましょう。火の始末には十分注意し、燃え尽きるまで目を離さないようにしましょう。また、焚き火のそばには必ず消火用の水や砂を用意しておきましょう。焚き火を安全に楽しむことで、冬キャンプの思い出をより良いものにすることができます。

鍋料理でキャンプ飯を楽しむ

冬キャンプの定番といえば鍋料理です。事前に材料をカットしておけば、現地での調理もスムーズに進みます。白菜、きのこ、肉など、冬野菜をたっぷり使った鍋は、体の芯から温まります。鍋以外にも、温かいスープや煮込み料理など、温まる料理に挑戦してみましょう。みんなで囲んで食べる温かい料理は、冬の寒さを忘れさせてくれます。

キャンプ飯後のコーヒーでほっと一息

焚き火を眺めながら、温かいコーヒーを飲む時間は格別です。コーヒーメーカーやドリップ式など、お好みの方法で、美味しいコーヒーを味わってください。コーヒーの香りは、冬の澄み切った空気の中で一層美味しく感じられます。キャンプ飯後のコーヒーは、冬の夜を締めくくる、至福のひとときとなるでしょう。

冬はやっぱり鍋料理ですね!野外でめったに食べないし、温かさが染みるのが想像できる!

寒さ対策必須!冬キャンプに必需品持ち物リスト

冬キャンプを楽しむためには、寒さ対策が不可欠です。防寒対策アイテムをしっかりと準備しましょう。

冬用防寒キャンプアイテムを揃えて快適に過ごす

持ち物選びのポイント:素材

  • ダウン: 暖かく軽量で、保温性が高い。ダウンジャケットやダウンシュラフは、冬キャンプには欠かせないアイテムです。
  • フリース: 暖かく、通気性も良好。重ね着に最適。フリースは、ダウンジャケットの下に着るインナーとして最適です。
  • ウール: 暖かく、吸湿性も優れている。ウール製の帽子や手袋は、汗を吸収して暖かさを保ってくれます。
  • 化繊: 濡れても乾きやすく、扱いやすい。化繊製のインナーは、汗をかいてもすぐに乾き、快適な着心地を保てます。
  • アウター: 焚き火の火の粉から身を守るため、難燃性のアウターがあると安心です。コットン素材の服は燃えやすいので、焚き火をする際は注意が必要です。焚き火の火の粉から身を守るために、難燃性のアウターは必須です。

持ち物選びのポイント:形状

  • 帽子: 頭部からの熱放散を防ぎ、暖かさをキープ。耳まで覆う帽子やニット帽など、しっかりと頭部を冷えから守る帽子を選びましょう。
  • 手袋: 手先を冷えから守る。防水・防風機能もあるものがおすすめ。冬用の手袋は、防寒だけでなく、防水性や防風性も重要です。
  • ネックウォーマー: 首元を冷えから守る。マフラーやネックウォーマーは、首元からの冷気を防ぎ、体温を逃がさないようにするのに役立ちます。
  • シュラフ: 寝具として、寒さ対策に必須。シュラフは冬用を選ぶようにしましょう。快適温度が低いシュラフほど、寒さ対策に効果があります。

持ち物選びのポイント:快適温度

シュラフやアウターには、快適温度という指標があります。快適温度は、寝袋やアウターが快適に過ごせる温度帯を表す数値です。冬キャンプでは、快適温度が低いものを選ぶようにしましょう。例えば、シュラフの場合、快適温度が-5℃以下のものを選ぶと、より寒さ対策に効果的です。

焚き火台を準備して暖かく冬キャンプを楽しむ

焚き火台は、暖をとるだけでなく、料理にも役立ちます。風よけ機能や安定性のあるものを選び、安全に配慮して使用しましょう。焚き火台は、風よけ機能や安定性のあるものを選ぶことが大切です。また、焚き火をする際は、周囲に燃えやすいものがないか確認し、安全に配慮しましょう。

湯たんぽの持参がおすすめ

湯たんぽは、身体を芯から温めてくれるアイテムです。寝る前に湯たんぽを布団に入れておけば、じんわりと優しく体を温めてくれ、快適な睡眠が得られます。湯たんぽは、冬キャンプでの寒さ対策に最適です。

電気毛布で暖かく冬キャンプ

電気毛布は、電源があればいつでも暖を取ることができる便利なアイテムです。寝袋だけでは物足りない時や、テント内が冷え込みすぎる時に、電気毛布があれば快適に過ごせます。車中泊や電源サイトを利用する際はおすすめです。

コットで快適な睡眠環境を整える

コットとは、キャンプなどで使用する、地面から身体を少し浮かせて寝ることができる簡易ベッドのようなものです。地面との間に空間を作ることで、地面からの冷気を遮断し、暖かく過ごせます。冬キャンプで快適な睡眠をとるために役立ちます。

ポータブル電源も重要

ポータブル電源は、電源のあるキャンプ場でなくても、電気毛布やこたつ、電気ストーブなどの電気を利用する暖房器具を利用可能にする便利アイテムです。また、冬キャンプでは外が思いのほか寒く、テントに引きこもる場合もあり、ゲーム機やスマホ・タブレットなどの充電にも重宝します。事前に充電して利用しましょう。

冬キャンプでも快適に過ごせるようなあったかグッズって色々あるんですね

おすすめの冬キャンプ場選び方4選

冬キャンプを楽しむために、適切なキャンプ場選びが重要です。

電源完備のサイトで快適な冬キャンプ

電源があれば、電気毛布やヒーターなど、暖房器具を自由に使えるため、寒さ知らずで過ごせます。

電源サイトのメリット

  • 暖房器具が使える: 電気毛布、ファンヒーター、ホットカーペットなど、様々な暖房器具が使用可能。
  • 快適な就寝: 電気毛布で暖かく眠ることができるため、寒さで目が覚める心配がありません。
  • 調理の幅が広がる: 電気鍋やホットプレートなど、電気を使用する調理器具も使えるため、温かい料理が楽しめます。
  • スマホやカメラの充電: スマホやカメラの充電もできるので、写真撮影や情報収集も安心です。
  • 照明も安心: ランタンだけでなく、電気スタンドなども使用できるので、夜間の視界も確保できます。

電源サイトを利用すれば、冬キャンプでも快適に過ごせるだけでなく、より充実した時間を過ごすことができます。

電源サイトを選ぶ際の注意点

  • 延長コードは明るめの色のものを用意: 夜間でも見やすい色の延長コードにすることで、夜間にトイレに行くときなどに引っかかってしまうことを避けることができます。
  • 電源の数: 必要な電力量を事前に確認し、サイトの電源の数と容量が足りるかどうかを確認しましょう。
  • 予約状況: 電源サイトは人気が高いため、予約が取りにくい場合があります。早めの予約がおすすめです。

電源完備のサイトを活用することで、寒さを気にせず、快適な冬キャンプを楽しめます。ぜひ、冬キャンプの計画に電源サイトを加えてみてはいかがでしょうか。

隣接する温泉で癒しの冬キャンプ

冬キャンプの楽しみといえば、温泉ですよね! 隣接する温泉があるキャンプ場は、寒い冬でも心身ともに温まる最高のロケーションです。選び方のポイントは、キャンプ場から温泉までのアクセス、温泉の種類や温度、そしてキャンプ場から温泉までの道のりも重要です。温泉付きのキャンプ場は、日帰り温泉や宿泊可能な温泉など、様々なタイプがあるので、自分の好みに合わせて選ぶのがおすすめです。温泉で体の芯から温まり、夜は焚き火を囲んで語り合う、至福の冬キャンプを満喫しましょう!

充実したレンタル用品で冬キャンプを満喫する

冬のキャンプでは、防寒対策や積雪対策など、通常のキャンプよりも多くの装備が必要になります。レンタル用品が充実しているキャンプ場は、そんな冬キャンプの準備を大幅に楽にしてくれます。テントや寝袋はもちろん、冬用のマットやランタン、焚き火台など、必要なものを現地で借りることができます。特に、かさばる冬用装備はレンタルを活用することで、荷物を減らし、移動も楽になります。レンタルすることで、高価な冬用装備を購入する必要もなく、気軽に冬キャンプを楽しめるのも魅力です。

スーパーが近くにある便利な冬キャンプ場

冬キャンプでは、食材の持ち運びや保管が大変ですよね。近くにスーパーがあるキャンプ場は、その点非常に便利です。必要な食材をその都度調達できるので、荷物を減らして身軽にキャンプを楽しめます。また、冬は食材が傷みやすいので、新鮮なものをその場で手に入れられるのは大きなメリットです。さらに、飲み物や調味料なども買い足せるので、急な天候の変化にも対応できます。スーパーが近いことで、冬キャンプの準備がぐっと楽になり、快適な時間を過ごせるでしょう。

僕みたいに初めて冬キャンプに行く人はキャンプ場選びは重要だなぁ
電源サイトや温泉も利用したい!

自然の魅力を感じる:冬キャンプのまとめ

冬キャンプは、静寂の世界に包まれ、澄み切った空気と美しい雪景色が楽しめる特別な体験です。温泉で温まり、焚き火で暖を取りながら、ゆったりと過ごす時間は、日々の喧騒を忘れさせてくれます。厳しい寒さこそ、キャンプの醍醐味。防寒対策をしっかりとして、安全に配慮しながら、冬の自然を満喫しましょう。心身ともにリフレッシュできる冬キャンプは、忘れられない思い出となること間違いなしです。この記事を参考に、ぜひ冬キャンプに挑戦してみてください。

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この記事を書いた人

30代男性。キャンプ初心者。YABEに連れていってもらってからハマりつつあります。次は、コロナ禍に始めたアコギを持って行こうかと企んでいます。キャンプ歴はまだ浅いですが、初心者ならではの視点からキャンプ情報を執筆してまいります。

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