関西エリアには、有料キャンプ場が数多く存在しますが、実は無料で川遊びまで楽しめるスポットも点在しています。
この記事では「川沿いにテントを張れる」「料金がかからない」「自然を感じられる」そんな“無料”の川キャンプ場を厳選して紹介します。

予算を抑えたいファミリーや、ソロで自然を満喫したい方にもぴったりの内容ですので、ぜひ参考にしてみてください!
無料の川キャンプ場って実際どうなの?


「無料」と聞くと、設備が整っていなかったり、治安や衛生面が心配になる方も多いかもしれません。ですが、実際に訪れてみると、有料施設に引けを取らないほど魅力的な場所もたくさんあります。
特に関西には、地元の人しか知らないような穴場スポットや、川のせせらぎに包まれながら静かに過ごせる自然豊かな場所が点在しています。
ただし、無料であるがゆえに、利用者側のマナーや準備が問われるのも事実です。以下に、無料の川キャンプ場を利用する際のメリットと注意点を整理してみましょう。
メリット
・お財布にやさしい!完全無料で自然が楽しめる
テントサイト利用料が一切かからないため、交通費や食費など他の出費を抑えつつアウトドアを楽しめます。
・予約不要の場所が多く、思い立ったらすぐ行ける
予定が流動的でも気軽にふらっと行けるのは大きな魅力です。
・川の音に癒される自然環境、静かで落ち着いた雰囲気
特に有料キャンプ場よりも人が少なく、騒がしくなりにくいため、ソロキャンや読書・瞑想にもぴったり。
注意点・デメリット
・設備が最低限、もしくは全くない場合もある
トイレがなかったり、水道が整備されていない場所もあります。携帯トイレや飲料水の持参は必須です。
・直火禁止・焚き火台必須の場所が多い
安全面と自然保護の観点から、直火はほぼNG。焚き火を楽しむなら、専用のギアを持参しましょう。
・ゴミはすべて持ち帰りが基本ルール
ゴミ箱がない、または地域の管理者が設置していないケースが多いため、マナーとしてもゴミの持ち帰りが必須です。
・人気の場所は早朝に満員になることも
特に夏場や連休中は競争率が高く、良い場所を確保したい場合は早めの行動が必要です。
・一部にマナーの悪い利用者がいると閉鎖される恐れも
無料で使える貴重な場所だからこそ、利用者一人ひとりの配慮が問われます。
このように、無料の川キャンプ場には費用面のメリットと、自由度の高さという大きな魅力がありますが、その反面で設備面の不便さや、利用マナーの大切さがつきまといます。
しっかりと準備をしたうえで利用すれば、有料キャンプ場では味わえない、野性味あふれるアウトドア体験ができるでしょう。



気軽に手軽に楽しめる川沿いキャンプ!
日帰りでも満足できるので、一度は試して欲しいですね
関西のおすすめ無料「川キャンプ」スポット10選


【滋賀県】宇曽川渓谷(甲賀市)
- 所在地:滋賀県甲賀市土山町
- 特徴:宇曽川の透明度が高く、浅瀬での水遊びも◎
- 設備:簡易トイレあり/駐車スペース少なめ
- ポイント:川沿いでのフリーサイト、穴場感が魅力
- 注意点:道が細く大型車は要注意
【京都府】美山川・かやぶきの里下流(南丹市)
- 所在地:京都府南丹市美山町
- 特徴:風情ある美山の川沿いでのびのびテント泊
- 設備:トイレは道の駅や公共施設を利用
- ポイント:美山牛乳などご当地グルメも楽しめる
- 注意点:繁忙期は駐車場が満車になることも
【大阪府】摂津峡・桜広場(高槻市)
- 所在地:大阪府高槻市原
- 特徴:摂津峡公園内の「桜広場」は川遊びとピクニックができる
- 設備:トイレ・水道あり、駐車場は有料(無料ではないが格安)
- ポイント:市街地からアクセス良好/子連れにも安心
- 注意点:直火・テント設営は禁止、デイキャンプ向き
【兵庫県】千種川・赤穂上郡エリア(上郡町)
- 所在地:兵庫県赤穂郡上郡町
- 特徴:川幅が広く、静かな流れで初心者にも最適
- 設備:駐車場あり、トイレなし(携帯トイレ推奨)
- ポイント:人が少なく静かに過ごせる
- 注意点:食材の買い出しは事前に
【奈良県】天川村・洞川エリア(吉野郡)
- 所在地:奈良県吉野郡天川村洞川
- 特徴:関西屈指の清流地帯、避暑地としても人気
- 設備:無料エリアはトイレが離れている/有料併設あり
- ポイント:夏でも涼しい気候/天の川温泉にも近い
- 注意点:ハイシーズンは混雑/路駐禁止厳守
【和歌山県】有田川町・ふれあい公園裏(有田川)
- 所在地:和歌山県有田郡有田川町
- 特徴:川辺に無料スペースあり、釣りや水遊び可能
- 設備:簡易トイレ、駐車場あり(無料)
- ポイント:釣り目的の人も多い/デイキャンプにも◎
- 注意点:雨の後は増水注意
【京都府】桂川・八木町河川敷(南丹市)
- 所在地:京都府南丹市八木町
- 特徴:桂川中流の広大な河川敷でテント可能
- 設備:水道なし/簡易トイレ設置
- ポイント:デイ利用・BBQにも最適な穴場
- 注意点:焚き火NG、騒音トラブル注意
【滋賀県】姉川河川敷・米原市エリア
- 所在地:滋賀県米原市
- 特徴:琵琶湖に注ぐ姉川の上流で静かな川遊びが可能
- 設備:トイレは車で5分圏内/水場なし
- ポイント:釣りや虫取りも楽しめる自然豊かな場所
- 注意点:豪雨時の増水に注意
【兵庫県】青野ダム下流・三田市エリア
- 所在地:兵庫県三田市
- 特徴:青野川沿いに広がる静かなフリーキャンプ地
- 設備:トイレは公園内にあり、駐車場あり
- ポイント:大阪から1時間圏内でアクセス抜群
- 注意点:週末は混みやすい
【和歌山県】丹生ノ川・那智勝浦町エリア
- 所在地:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町
- 特徴:山深く、秘境のような雰囲気で本格派におすすめ
- 設備:水場なし/携帯トイレ推奨
- ポイント:ソロキャンプ・バイクキャンパーに人気
- 注意点:アクセスが悪いので準備必須



掲載している場所は目安ですので、周辺で気に入った場所でキャンプをお楽しみください!


川キャンプを快適にするための持ち物リスト


川キャンプは自然の中でリフレッシュできる最高のアクティビティですが、山間部や河川敷ならではの不便さや急な天候の変化なども考慮して、事前の準備がとても重要です。
以下に、必需品とあると快適なアイテムをカテゴリ別に整理しました。はじめての方も、ベテランも、ぜひ参考にしてみてください。
基本装備(テント泊 or デイキャンプ共通)
- タープまたはサンシェード(直射日光・急な雨対策)
- レジャーシート or グランドシート(地面の湿気&冷気を防ぐ)
- チェア&テーブル(食事やくつろぎに)
- ハンマー&ペグ(河川敷は硬い地面が多い)
- LEDランタン or ヘッドライト(夕方以降の安全確保)
- クーラーボックス(食材・飲み物の保冷)
調理・食事系アイテム
- ポータブルバーナー or BBQグリル(直火禁止の場所が多いため)
- 火起こしセット(着火剤、チャッカマン、トングなど)
- 調理器具(鍋・フライパン・包丁・まな板)
- 食器セット(コップ、皿、箸・スプーン)
- 洗い物セット(洗剤・スポンジ・ごみ袋)
- クーラー用保冷剤(保冷性能UP)
- 飲料水・水タンク(川の水は飲用不可)
あると便利・快適なグッズ
- ハンモック(木陰で最高の昼寝)
- 折りたたみラック(食器・荷物の整理整頓)
- サンダル&濡れてもいい靴(川遊びに)
- 虫除けスプレー&蚊取り線香(夏は必須)
- 小型扇風機(暑い時期の熱中症対策に)
- 充電式バッテリー(スマホ・ランタン用)
- 折りたたみワゴン(荷物の運搬に便利)
衣類・衛生・安全アイテム
- 着替え(濡れた後の体調管理のため)
- タオル(拭く・冷やす・敷く、何かと便利)
- レインウェア or ポンチョ(突然の雨でも安心)
- 救急セット(絆創膏、虫刺され薬、常備薬など)
- 日焼け止め(川辺は紫外線が強い)
- 耳栓&アイマスク(テント泊時の快眠アイテム)
ゴミ対策・マナーグッズ
- ゴミ袋(燃える・燃えない用に分ける)
- トング(ゴミ拾い・炭の片付けにも)
- 持ち帰り用の密閉容器(残飯や調味料の再利用にも)
- トイレットペーパー or ティッシュ(現地にないことも)



マナーや衛生に関連するグッズは忘れないようにしましょう
せっかく無料で使えるエリアなのに封鎖されてしまうケースは近年増えてきています
おすすめのグッズを以下に載せておきます!
よくある質問(FAQ)





今回の記事である程度まとめましたが、実際にキャンプをする予定の場所を一度下見しておくと安心ですよ!
自然と一体になれる“無料”の川キャンプは最高の贅沢!


関西には、無料で川遊びが楽しめるキャンプ場が多数あります。
設備は最低限ですが、その分自然の美しさをダイレクトに体感できるのが魅力。
マナーを守って、静かで清潔なキャンプ場を未来に残していきましょう。



暖かい時期の川キャンプ最高です!
ぜひ楽しんできてください!!